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『モノも気持ちも溜め込まない! 夫婦の断捨離』

代表のひでさん(小林秀行)です。

「婚活・人生に役立つ本」シリーズ3冊目にご紹介するのは『夫婦の断捨離』です。

夫婦の価値観の違い10選」でもご紹介しましたが、整理・整頓・清掃等に関する「衛生観念」の違いは、夫婦の価値観の違いとしてよく出てくるものの一つです。

「キレイ好き」か「ズボラ」かの違いとも言えますが、もう一つの観点は「溜め込み派」か「捨て派」かです。

モノとの関係は、夫婦の関係と密接に繋がっています。結婚前にぜひ知っておいていただきたくご紹介します。

目次

1. モノを通して、夫婦関係を見つめ直す

まずは第1章についてご紹介します。

第1章 日々の暮らし。なぜか不満がどんどん溜まる

1 不機嫌なままの毎日でいいの?

家事の分担、子育ての分担、家計のやりくり、親や親戚とのお付き合い⋯⋯、そうしたことで何もかも思いどおりという訳にはいかず、「快も不快も積み重なっていくのが夫婦関係」と言います。

小さなことが日々積み重なってイライラが募ると、大きな負のエネルギーになります。そうなると「不機嫌な自分がイヤで、ますます不機嫌が加速」してしまいます。

2 モノのあり方で夫婦関係が見えてくる

妻のタイプは大きく分けて「散らかし放題&不満妻」と「キレイ好き&愚痴妻」の2種類あるとして、要約すると以下のように説明されています。

「散らかし放題&不満妻」は片付けるのが苦手で、手伝ってくれない夫に不満だらけ、「キレイ好き&愚痴妻」は綺麗に片付けることに一生懸命なあまり、綺麗にしてくれない夫に愚痴ばかり。そして、愚痴や不満でパートナーを追い詰めてしまいます。

一見正反対のように見える両者ですが、どちらも「自分をわかってほしい」という気持ちが根底にあり、それは「自分をわかってくれていない」という気持ちから起きています。自分の「居場所」ではないと感じているのです。

これを読んで「なるほど」と思いました。逆に言えば、お互いに「自分を理解してくれている」と思えれば、こうした問題は起きないということになります。いかに相手のことを理解するのが重要かということです。

3「私は被害者」と思い込んでしまう!?

ここでは「今の私の不幸はすべて旦那のせいなんです」という女性の例が紹介されています。完全に「被害者」の立場になってしまっていて、自分の幸せは相手次第であり、相手に主導権があると言っていることに他なりません。

「私たちは、自分の思ったことを相手に対してやってほしいと思ってしまうんですね。寂しい人だらけなのかもしれません。(中略)
 そして、自分は変わりたくなくて、相手に変わることを求めている。
 自分が変わろうとするときも、変える努力をするのではなく、誰かが魔法みたいなもので自分を変えてくれないかと期待してしまう。でも、それでは、どこまでいっても他人に依存して、他人を責めることのくり返しです。
 つまり、ずっと被害者でい続けることになってしまいます。」

4 モノを通して、夫婦関係を見つめ直す

「なぜ着たくない服がタンスに詰まっているのか」「なぜ私のクローゼットには通信講座の教材一式が詰まっているのか」を引き合いに、著者自身の例が紹介されています。

「溜め込んでいるモノや現象は、その人を語るのです。」という言葉に、自分自身の溜め込んだ過去を思い出し、まさにそのとおりだと考えさせられました。

著者はまた「私たちは、誰もが何かしらの価値観に縛られています。実はそれが、モノに表れている。そのモノに縛られて、そのモノが堆積して、生活の空間を侵していきます。」と続けます。

時には、お互いのモノ、お互いの価値観がぶつかりあうこともあります。そういうときに、自分はどんな価値観に基づいているのか、相手はどうかについて精査があるかどうかで、二人の関係が大きく変わってくると言います。

「無意識、無自覚な価値観のぶつけ合いをするから、戦争が起こるのです。」

つまり、何も考えずに自分の価値観で思ったままの言い合いをしていたら、すぐに喧嘩になるよということです。自分の価値観と相手の価値観は違うという前提に基づいて、今相手が言ったことは、どういう価値観に基ついていったのかを考えてから反応したほうがいいという意味です。

この話は、まさに「7つの習慣」のパラダイム(モノの見方)の話と同じです。自分は自分のメガネで世の中を見ているし、相手は相手のメガネで世の中を見ているので、常に相手からどう見えているかを考える必要があります。

2. 溜め込み派と捨て派

第2章「溜め込み派」v s「捨て派」がおりなすパートナーシップ

著者はこう言います。

「モノについて語ることは、自分の思考のもとになっている価値観を語ること。」

「モノはモノに留まりません。それを所有する人の思い、思考のクセを示しています。ですから、その人とモノがどういう関係性にあるのかを見ていくことが、その人と自分の関係性を考えるための第一歩につながります。」

モノとパートナーと自分の関係性を捉えるための考え方のヒントして、モノとの関係性には、大きく分けて「溜め込み派」と「捨て派」の2つあると言います。

そして、夫婦のどちらが「溜め込み派」か「捨て派」かで4パターンの組み合わせがあり、それによって相性が大きく左右されると言います。(図参照)

図とは順序を入れ替えましたが、以下平和な順に並べてみました。

①【夫:捨て派   妻:捨て派  】最も平和

②【夫:捨て派   妻:溜め込み派】なんとか平穏

③【夫:溜め込み派 妻:溜め込み派】なんとか平穏
 (妻が断捨離に目覚めたときは要注意)

④【夫:溜め込み派 妻:捨て派  】一番問題が多い

あなたは「溜め込み派」「捨て派」のどちらでしょうか。既婚者の方は、上記①〜④のどのパターンに該当するでしょうか。それを知っているだけでも、対応策が見えてきます。

3. 賢い妻のご機嫌戦略

第3章 賢い断捨離妻がとるべき最強戦略とは?

1「ごきげん」という近道を行く作戦

この章の冒頭で興味深かったのは、この部分でした。

「これまでの経験で、はっきりわかること。夫婦間の愚痴や不満を漏らす人の多くが、『夫に〇〇させるにはどうしたらいいですか』と聞いてきます。(中略)
 でも、相手に『させよう』というのは、一番NGなやり方。つまり、最もむなしい戦略。そのことに自覚的か、無自覚かで、相手との関係性は大きく変わってきます。」

相手には相手の価値観があり、一方的に自分の価値観に合わせてもらおうというのは軋轢を生むだけだということです。そこで提案されているのがこれです。

「一番いい作戦が、自分がごきげんで過ごすことなのです。これが、遠回りなようで一番早い。悪循環も招かないし、道具もお金も要らない。今からすぐにできます。毎日、自分がごきげんでいることに焦点を当てて暮らしていると、相手の不機嫌など気にならなくなります。」

これは、まさに私の妻のことだと思いました。いつもご機嫌、放っておいても笑い声が聞こえてきたり、面白いことをしたり、笑いが絶えません。私は意識的に楽しくしようと思っていますが、彼女にはまったく敵いません。ちょっとぐらい大変なことがあっても、つられて笑ってしまいます。本当にありがたい存在でいつも感謝しています。

ポジティブ心理学でも「幸せは伝染する」という研究結果があります。逆も真なりで、不機嫌も伝染してしまいます。あなたがご機嫌だと家庭も円満、あなたが不機嫌だと家庭も険悪になってしまうということです。

2「効果あり?」と考えて不安を増幅させない

まずはやってみようというお話です。

3 まずは自分一人でできるところから

手をつけるのは自分のモノからで、人のモノに手を出してはいけないと言います。さらに、まずは自分にとって身近なモノ、例えば財布から始めることを勧めています。

4「捨てたい」マインドをしっかりキープ

断捨離をさらに進めるうえで、以下の助言がされています。

「断捨離は、その人が感じる「不要・不適・不快」を「要・適・快」に入れ替えていくことです。(中略)
 だから、断捨離は単にモノを捨てるのではなく、モノの絞り込みなのです。」

そのうえで実践的な捨て方、整理・収納のコツが紹介されていますが、それは割愛します。

さて、「捨てられない人」の3タイプとして、「現実逃避型」「過去執着型」「未来不安型」が挙げられています。あなたはどのタイプが当てはまりそうでしょうか。

著者は、この3つのタイプの共通点として、どれも「今」をおそろかにしていて「今に生きていない」と指摘しています。

この指摘も秀逸だなと思いました。「今」を疎かにしているから、目の前の相手のことも大切にできないというのです。このタイプの人にとっては「捨てる」ことで目の前の人に集中し、その人を大切にすることに繋がります。

「手放していくということは、過去から抜け出して、今、目の前の相手に向き合い、与える練習です。」

4. 夫婦関係改善の秘訣

第4章 もっとパートナーと心地よい関係づくり

この章は、夫婦関係改善の方法について書かれています。

結婚には「社会的なもの」と「愛情的なもの」の2つの面があり、両方の面を成り立たせていく必要があること、それにはとても高度な技術が必要で、結婚してから闘いが始まることについて触れられています。以下本書から引用、ご紹介します。

1 自分の位置取りを選択する

「最初は好きで結婚したのに、価値観の違いに気づいてしまったり、相手の気に入らない言動が目についたり、不都合なことが出てくる。そのうち、子どもが生まれたり、転勤で暮らす場所が変わったり、職場環境が変わったり、どんどん訳のわからないことになってくる。
 人生は必ず変化していくのです。大事なのは、常に自分は何に焦点を合わせ、どういう覚悟を持って、どんな位置どりをするか。そして、自分で自分にどういう宣言をするか。
 それが明らかであれば、ごきげんからブレずに済みます。」

「自分がどの位置どりを選ぶかで、相手も変わります。だったら、相手によって自分の役割を演じてしまうのではなく、自分はどういう役割を演じたいかを選び、互いにとっていい位置どりを選択していけばいい。」

「私たちは、どう生きるかを自分で決める自由を持っています。だから、自分で自分のあり方を選んでいいのです。」

「だから、断捨離は、外側から手をつけます。まずモノを捨てることで、自分の執着心も捨てていく。変われないと思っている自分を、捨てていく。モノを通して、自分の執着心と折り合いをつけていく。

 こうして、最終的に自分と向き合い、自己探求をしていくのが断捨離です。モノに振り回されたり、ものを中心とした考え方をするのを捨て、自分を中心に生きていくのです。これを断捨離では、『自分軸』と呼んでいます。」

「断捨離セミナーでは、時々、『捨てたほうがいいでしょうか』と私に尋ねてくる方もいます。きっと、『こうするといいですよ』という具体的なアドバイスがほしいのでしょう。
 言い換えれば、お墨付き。でも、そのお墨付きが後押しして、その服は捨てることができるかもしれませんが、次にまた同じように捨てられないモノが出てきたとき、その方はどうなるでしょう。
 だから私は、そのような質問をされたとき、『あなたはどうしたいですか?』と聞き返します。
『誰かがこう言ったから』『こうするといいと聞いたから』ということを基準にするのではなく、自分で決めて、その結果も自分で引き受ける。
 小さなことでいいのです。それをモノを通じて経験することで、自分で選べる自由を取り戻すことができます。他人や世間の固定観念に振り回されることも無くなります。」

2 見つけた! パートナーとの最適な距離

「断捨離は、ただモノを捨てることにあらず。自分に不都合と感じるヒトやコトを簡単に捨てることでもありません。
 本当の断捨離は、関係性の問い直しです。自分とモノとの関係性、自分と相手の関係性。それらを見つめ直して、自分軸を確立させ、新たな次元へ行くということです。」

「でも、相手の不機嫌は、相手の責任。それに付き合わなくていいんです。自分が相手を傷つけようと思ってやった訳でもないことに相手が反応したとしても、それに反応し返さなくていい。」

3 二人で始めるなら共有スペースから

(省略)

4 伝え方で関係性も変わる

◆「〇〇してよ」ではなく「〇〇ならうれしい」

「『〇〇してよ』は命令です。だから、この言い方は賢くない。(中略)相手に何かしてほしいことがあるときは、『〇〇してほしい』と言えばいいのです。」

◆伝わるのは内容ではなく態度

「彼女が変われたのは、相手に『して』『させよう』と思うのではなく、『こうしてくれると私はうれしい』という気持ちに焦点を当てて伝えるよう心がけたからです。そういう気持ちでいると、言葉にポジティブさが宿り、相手に不機嫌は伝わらないのです。」

「相手にしてほしくない行動があって、自分がそう感じていることを伝えるとき、『〇〇しないで』と言うのも、同様に命令です。そういうときは、提案型を心がけます。『買ってこないで』ではなく、『古いモノはどうしようか?』と問いかけるのです。」

◆伝えていないことは伝わらない

「基本となるのは、『あなたにこうしてほしい』ではなくて、『私はこうしたいの』というスタンスです。」

「彼女は、自分がこれまで自分の希望を口にしていないことに気づき、『朝、お皿を洗っていってくれると、うれしいんだけど』と言ってみました。すると夫の反応は、『あ、そうなの? 言ってくれたら、やるよ〜』という、妻が拍子抜けするくらい気楽なものだったそうです。」

5「待つ」こと、「許す」こと

◆「たかが棚」
(省略)

◆「相手を思うからこそ、自分を大事にする」

「夫はこんなふうに言っていました。

『断捨離が最初は自分のモノから手をつけるのは、本当に変えるべきなのは、自分の中の滞りやこだわりだから。まず自分を大事にしないと、相手を大事にできない。そこに気づくことができたら、モノと人の関係だけでなく、人と人の関係も大きく変わります』」

本書ではたくさんの夫婦の事例が紹介されています。それらを見ることで、より具体的にイメージが湧くと思います。既婚者の方はもちろん、婚活中の方にも大変参考になる内容だと思います。

余談ですが、私は断捨離も好きですが、こんまりメソッドも大好きです。すっきりした空間で好きなものに囲まれている生活に憧れます。あなたはいかがでしょうか。

4. 目次紹介

モノも気持ちも溜め込まない! 夫婦の断捨離
目次

危惧と期待と自信と はじめに

第1章 日々の暮らし。なぜか不満がどんどん溜まる

第2章「溜め込み派」v s「捨て派」がおりなすパートナーシップ

第3章 賢い断捨離妻がとるべき最強戦略とは?

私の断捨離体験「家庭内保管サービス始めました‼︎」

第4章 もっとパートナーと心地よい関係づくり

第5章 ごきげんな毎日を取り戻すために

面白いばかりに大変で おわりに

『モノも気持ちも溜め込まない! 夫婦の断捨離』
やましたひでこ著
https://www.amazon.co.jp/dp/B00INNRUWC

具体的に相談したい方は

オンネアマリッジスクールは、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する結婚相談所です。IBJの持つ8万人弱の会員データベースから検索・紹介が可能であり、データマッチング型の強みも持ちつつ、会員一人一人の活動をマリッジコーチがサポートします。

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今日も幸せな1日を!

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