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婚活3原則〜何のために結婚するか〜

代表のひでさん(小林秀行)です。

婚活しているといろいろなことがあります。楽しいことばかりではなく、うまく行かないときはどうしても落ち込んでしまって「誰でもいいから早く結婚したい」と思ってしまうこともあるかもしれません。

そんなときのために覚えておきたい婚活の「3つの原則」についてお話しします。

目次

1. 自分のためにする

親の意向が強すぎたり、友人知人への見栄で決めたりしない。

大前提として自分の人生は自分のものです。あなたの人生は、あなた以外の誰も責任を取ることはできません。あなたの気持ちはあなただけのものであり、他の人があなたの人生を生きることはできないのです。

あなたの親はあなたにとって非常に大切な存在だと思います。そしてきっと無償の愛を持って愛してくれているに違いありません。それでも、そんな親でもあなたの人生を生きることはできません。

まして、それほど親しくもない友人知人や会社の同僚に至っては、長い人生のなかでそういう人がいたということさえ忘れてしまうような存在かもしれません。結婚の意思決定をするうえで、そういう人に過度に影響されるのは避けるべきではないでしょうか。

(1) 親のために結婚しない

親が「あなたのため」と言って結婚に反対したり強制しようとしたりするのには、どのような理由が考えられるでしょうか。

親の常識が違う(思い込み)
親は親なりに子供の幸せを願うものですが、親の世代やコミュニティーで常識とされていることがあなたの考えとは合わないことは多いものです。

親の夢を子供に託す
自分が果たせなかった夢を子供で実現させたいというのもよく聞く話です。

子供をコントロールしたい
ここまで来ると毒親と言われる部類に入りますが、所有欲、独占欲の表れとも言えます。

天皇家であるというような場合は別にして、あなたの人生はあなたのものです。親の強い意向があり、それに従うしかないと思っていたり、従うのが当たり前だと思っていたりするのは、どちらの場合も自分の人生を生きているようには見えません。人生の重要な選択を自分で行うことを放棄してしまっていて、自分の人生に責任を持っているとは言えません。

また、親離れ子離れできていなくて親子べったりだと、結婚できたとしても相手が困惑します。あまりに自立できていないと離婚の原因にもなりかねません。

結婚は、自立した大人が新たに一つの家庭を作るプロセスであり、家族としての最小単位を構成するものです。二人の信頼し合えるパートナーが寄り添い、一生をともに生きていく人生の旅です。自分の人生は自分のものであり、また、結婚することで相手のものにもなります。夫婦の絆は何よりも深く、親との関係よりも重要なはずです。

好むと好まざるにかかわらず、ほとんどの場合、親のほうが先にいなくなります。まずは親がそのことを理解する必要がありますが、残されたあなたは、それでも親の言いなりになって良かったと思うでしょうか。

もちろん、親や家族に祝福されて結婚するのが理想ですが、親の意向と自分の考えが合わない場合に親の意向を最優先して生きていては幸せにはなれません。親の意向であれなんであれ、どんな選択をしたとしてもそれはあなたの選択であることに変わりありませんが、自分で決めたという自己決定の感覚がないと幸福度に大きな影響がある*ということがわかっています。自分の選択は責任を持って自分で行いたいものです。

参考:
「幸福感と自己決定―日本における実証研究 (改訂版)」
西村和雄(神戸大学/経済産業研究所)、八木匡(同志社大学)
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/18j026.pdf

(2) 友人に紹介して恥ずかしくない人を選べ?

結婚相手を選ぶ基準として「友人や職場の人に紹介して恥ずかしくない人」というのを見たことがあります。一瞬なるほどと思って、私が婚活していたときに考えてみたことがあったのですが、すぐにやめてしまいました。私が妻と過ごす幸せと友人知人に紹介して恥ずかしいかどうかはまったく関係ないと思ったからです。

あなたが、もし外交官や海外駐在員であれば、仕事上配偶者と社交の場に出る必要もあり、配偶者に求める条件も変わってきます。そうした場でそつなくこなせることを配偶者に求めるのも理解できます。

しかし、ほとんどの場合、配偶者にビジネスパートナーを求めているわけではないと思います。そんななかで「恥ずかしい」かどうかを基準にするというのは、まさに「見栄」そのものとしか言いようがありません。本当の親友は別にして、友人や職場の人との関係は限定的で短いものです。一時の見栄で判断を誤らないようにしたいものです。

見栄は一瞬でも結婚生活は一生です。すべての判断の基準は、あなたが自分の心のなかに持つべきです。

(3) 婚活の相談を友人にしてはいけない?

男性が婚活の相談を友人にするという話はあまり聞きませんが、女性からはよく聞きます。女性は婚活の相談を友人にしてはいけないと言われますが、なぜでしょうか。以下の3つのパターンが考えられます。

婚活市場のことを知らない助言

親身に相談に乗ってくれる友人だったとして、結婚相談所やアプリでの婚活に詳しいわけではありません。また、あなたの婚活の状況をよく理解しているわけでもありません。結婚相談所には独特のルールがあったり、恋愛結婚とは異なるスピード感があったりしますが、そうしたことを理解せずに友人の価値観で助言することになります。

信頼できる結婚相談所を見つけることが前提ですが、婚活市場をよく理解しているプロの仲人より友人のアドバイスを優先するのはあまり得策ではないかもしれません。

無責任な発言

お見合い相手や仮交際中の人の話をすると、いつもの女子会のノリで、

「えー何それ。〇〇ちゃんにはもっといい人いるよ〜」

「〇〇ちゃんなら結婚相談所なんか登録しなくても彼氏見つかるよ〜」

などと言われるのはよく聞く話です。

会話を楽しむことが優先で、あなたのことを親身に思っての発言ではなさそうです。なんの根拠もなく、あなたの結婚に責任を持ってくれるわけでもありません。にもかかわらず、こうした発言を間に受けて交際を断ったり結婚相談所での婚活をやめたりするのは、賢明な選択とは言えなさそうです。

足の引っ張り合い

ここまで来ると相談する人を完全に間違えているという話ですが、その友人も独身だとどうしても「先を越されたくない」という気持ちが働いてしまうことがあります。そうなると、期待しているような助言が得られないのは容易に想像できます。

2. 未来の自分のためにする

結婚生活を具体的に想定して、そのうえで数十年一緒に過ごしたいと思えるか。

婚活を始めたときには、相手に求める条件がいろいろあると思います。「年収、身長、学歴」のいわゆる3高をはじめ、細かい条件も多々あることでしょう。

その条件は、10年、20年⋯⋯50年後をイメージしたときに、あなたにとってどの程度重要でしょうか。また、なぜ重要なのでしょうか。

何よりもルックスが一番と言う人もいます。ハンサムだったら、美人だったら他はすべて許せるというのも一つの考え方です。また、減ってきてはいますが、何より高年収が大事と言う人もそれなりにいます。それも一つの考え方でしょう。

しかし、それで結婚後何十年も幸せが維持できるかと言うとはなはだ疑問です。今の自分はもちろんですが、将来の自分を幸せにすることもイメージしてみましょう。

愛情・思いやりがあるか、結婚観・人生観に大きなずれはないか、基本的な価値観が合うかなど、具体的に10年度、20年後、50年後といった将来の視点で考えてみると良いでしょう。

・結婚観・人生観

・仕事観

・子供

・家事育児

・愛情と感謝、思いやりがあるか

・話し合えるか等

夫婦の価値観という観点でいくつか記事を書いているので、あわせて参考にしていただければ幸いです。

3. より幸せになるためにする

今より幸せにならないなら、その結婚はしないほうが良い。

婚活がどんなに苦しかったとしても、結婚すればすべてがうまくいくと思うのは幻想に他なりません。結婚してからが本番であり、二人で生活する苦楽の始まりです。

「誰でもいいから早く結婚したい」と言っている人を見たことがありますが、本心ではないにせよ決して勧められません。

モラハラや諸々の問題が見え隠れしていて、そのまま結婚したら問題が顕在化しそうであれば、一人のままでいたほうがよほど幸せです。「二人なら、もっと幸せ。」だからこそ結婚するべきなのです。

具体的に相談したい方は


オンネアマリッジスクールは、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する結婚相談所です。IBJの持つ8万人弱の会員データベースから検索・紹介が可能であり、データマッチング型の強みも持ちつつ、会員一人一人の活動をマリッジコーチがサポートします。

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今日も幸せな1日を!

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