結婚相談所で婚活しようと思って調べると、〇〇連盟や〇〇協会という言葉を目にします。結婚相談所だけでもたくさんあってよく分からないのに、「連盟とか協会って何?」と思ってしまうと思います。この記事では、結婚相談所の主な連盟や協会について、概要をご紹介します。
1. 結婚相談所の連盟が出来た背景
結婚相談所は、会員が一定数以上いないとマッチングが成立しないため、一個人が単独で運営するのには限界がありました。
そこで出てきたのが、結婚相談所の「連盟」や「協会」です。1972年に日本ブライダル連盟(BIU)が設立され、その後、複数の連盟や協会が設立されてきました。
その一方で、今から10数年前ぐらいまでは、大手結婚相談所と言えば、オーネット、ツヴァイ、サンマリエ、ノッツェの4社でした。
2006年に日本結婚相談所連盟(IBJ)が設立され、そこから結婚相談所業界も大きく変わってきました。オーネットは今も自主路線を貫いていますが、ツヴァイとサンマリエはIBJグループとなり、ノッツェは良縁ネット、コネクトシップ、日本ブライダル連盟(BIU)、日本結婚相談協会(JBA)と提携しています。
連盟によって、会員の数や属性が異なり、また、サービスの提供方法も異なります。したがって、どの相談所に入会するかを考える際、その相談所がどの連盟に属しているかについても、よく確認する必要があります。
2. 結婚相談所 業界相関図
大手の結婚相談所で、連盟等に参加せず、自主路線を取っているのはオーネットだけで、他社はなんらかの連盟に所属していたり、会員を相互に紹介する提携を行なっています。
連盟同士が手を結ぶ提携も進んでおり、また、コネクトシップやSCRUM(スクラム)のように、会員を相互紹介するプラットフォームも出てきています。
主要な事業者および提携グループとして、以下の5つが挙げられます。
①IBJグループ
業界唯一の東京証券取引所プライム市場に上場しているIBJが運営する結婚相談所です。
グループ会社を含めた直営として、IBJメンバーズ、ツヴァイ、サンマリエがあります。
連盟としては、日本結婚相談所連盟(IBJ)があり、直近の加盟店数は3,221社となっています。オンネアマリッジスクールは、このIBJの正規加盟店です。
②日本ブライダル連盟(BIU)、日本結婚相談協会(JBA)、ノッツェ.の3社提携
③SCRUM(スクラム)
全国結婚相談事業者連盟(TMS)と日本仲人連盟(NNR)の提携により開発された、会員を相互紹介するためのプラットフォーム・サービス。パートナーエージェントも参加。
④コネクトシップ
パートナーエージェントが主導して設立。参加企業は、パートナーエージェントの他、ゼクシィ縁結びエージェント、エン婚活エージェント、ペアーズエンゲージ等計12社。
⑤オーネット
自主路線でありながら、会員数約45,000人、年間成婚者数5,000名以上と存在感を示しています。
3. お薦めの連盟は?
一概にどの相談所、連盟が良いとは言えませんが、前述のような大手の事業者や連盟所属の相談所から選ぶことをお勧めします。
確認すべきポイント
①会員数
相談所や連盟全体の会員数も重要ですが、自分の居住地域や結婚したいところに十分な会員数がいるかどうかが重要です。
②会員の質、属性
登録している会員の結婚に対する真剣度や属性も、連盟によって特徴があります。
③サービスの内容、質
データマッチング型か仲人型かも含めて、自分に合ったサービスを提供してもらえるかどうかを確認する必要があります。
個々の事業者や連盟については、別途、ご紹介していく予定です。
質問等ありましたら、ぜひお問い合わせください。
Have a happy day!
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