代表のひでさん(小林秀行)です。
婚姻歴のある方が再婚を希望される場合、結婚できるかどうか不安に思われる方は多いです。
そこで今回は、厚生労働省の統計とIBJの「成婚白書〜2021年度版〜」を参考に、婚姻歴や子供の有無による成婚しやすさについて解説していきます。
1. 婚姻全体における再婚の状況
厚生労働省の「平成28年度 人口動態統計特殊報告『婚姻に関する統計』」によると、2015年に結婚した夫婦の4組に1人以上(26.8%)が夫婦のどちらかまたは両方が再婚でした。
また、男性の5人に1人(19.7%)、女性の6人に1人(16.8%)が再婚でした。
昔に比べるとかなり増えてきているのが分かります。
次に、離婚した人のうち、5年以内に再婚する人がどのぐらいいるかについてですが、アラサーで離婚した男性の場合4割弱、女性の場合約3割となっています。
2. IBJにおける再婚の成婚しやすさ
今回参考にする「成婚白書〜2021年度版〜」は、「結婚相談所ネットワーク IBJ日本結婚相談所連盟」が発表した資料で、IBJで2021年度に成婚した9,987名について分析したものです。
この中で「婚姻歴」「子供の有無」と成婚しやすさについても分析されており、結果は以下のとおりとなっています。
まとめると、
①男女とも初婚より再婚のほうが成婚しやすい。
②男性の場合、シングルファーザーのほうが子供なしより成婚しやすい。
③女性の場合、シングルマザーの成婚しやすさは平均より少し落ちるが、違いは10%程度である。
よく再婚は難しい、子持ちだとより難しいと言われますが、IBJでの婚活においては健闘していると言えるのではないでしょうか。
なお、「成婚しやすさ」は以下のように計算されています。
女性で再婚(再々婚以上を除く)の人を例に考えると、
・成婚者のうち、再婚の人の占める比率は11.7%(=分子)
・活動会員のうち、再婚の人の占める比率は10.3%(=分母)
女性で再婚の活動会員の「成婚しやすさ」は、11.7%÷10.3%で「113.1%」(端数の関係で計算結果は少し異なります)となります。つまり、平均よりも少し成婚しやすいということです。
気をつけないといけないのは、「100%が平均」というのはIBJで成婚した会員の平均ということです。つまりIBJ全体の平均より成婚しやすかったかどうかを基準にしています。婚活全般における成婚しやすさとは異なる点、また、あくまでIBJ平均値との比較である点にご留意ください。
特に年齢が若い方の場合、他の条件次第では「成婚しやすさ」が200〜300%になるようなこともありますが、「他の条件」に関しては、再婚の方、シングルマザー、シングルファーザーの方も同じなので一概に言えません。
IBJ全体の平均よりは成婚しやすいんだな、ほぼ同じなんだなという程度に捉えていただければと思いますが、少なくとも再婚、子持ちでも結婚できるという前向きな情報としてご参考にしていただければ幸いです。
出典:
「成婚白書〜2021年度版〜」
結婚相談所ネットワーク IBJ日本結婚相談所連盟
https://www.ibjapan.jp/information/2022/06/1-147.html
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