今でこそ結婚して妻と幸せな日々を送り、結婚相談所の運営をしていますが、そんな私も「このまま一生結婚できないかも」と思ったときがありました。
そこから一念発起して結婚相談所に入会、5か月で成婚退会できたわけですが、その過程で行ったこと、感じたことを書いていこうと思います。これから結婚相談所で婚活される方の参考になれば幸いです。
1. 結婚相談所の入会面談
前回(「#3 結婚相談所を探す」)お伝えしたとおり、IBJ加盟の結婚相談所と12月6日(日)夕方に面談しました。IBJでの婚活について説明を伺ったのですが、私の希望するような人がどのぐらいいるか、システムで検索もして見せてくださったので、IBJで婚活するイメージが湧きました。また、私の話もよく聞いてくださったので、安心して進められると感じ、その場で入会を決めました。
入会の意向をお伝えしたところ、その場でプロフィール写真撮影用のスタジオの予約をしてくださいました。それが、その面談日から1週間後の12月13日(日)で、その日の午前中にスタジオで写真撮影を行い、そのままサロンに移動して入会契約、ファーストカウンセリングをしていただくことになりました。
写真スタジオは、特に週末は混んでいて予約が大変とのことでしたが、うまくスケジュールが合って良かったです。年内には、システムに登録して活動を開始したいと思っていたので、ここまでスムーズに進んでほっとしました。
さて、私は1社とだけ面談してすぐに決めてしまいましたが、そして、それで良かったと思っていますが、人によっては数社比較検討したいという人もいるかと思います。何社も何社も面談して先に進まないのはどうかと思いますが、納得して進めていただければと思います。
2. 入会に必要な書類
契約日が12月13日となったことで、それまでにできるだけ入会に必要な書類を揃える必要がありました。以下は、弊社ホームページに記載の必要書類ですが、内容は同じものです。
- 住民票(3か月以内の原本、マイナンバー記載の無い書式)
- 独身証明書(3か月以内の原本)
- 最終学歴証明書(卒業証明書原本または卒業証書のコピー)
- 収入証明書(いずれも直近のもの。源泉徴収票・確定申告書・所得証明書等)
- 写真付身分証明書(免許証・パスポート等のコピー)
- 勤務先が確認できる身分証明書(社員証・健康保険証等のコピー)
- 資格証明書(コピー可)(医師、弁護士等、国家資格またはそれに準ずる資格を要する職業の方)
このなかで、住民票や最終学歴証明書は馴染みがありましたが、「独身証明書」は初めて聞きました。本籍地のある市区町村で発行してくれる書類なので、本籍地が遠方にある方は、早めに対応しておいたほうが良いです。
資格証明書は、まさに「国家資格またはそれに準ずる資格を要する職業の方」のその職業の資格(医師や弁護士等)の証明書の提出が求められます。例えば、私は「日本語教育能力検定試験」の合格証書もありますが、今は日本語教師をやっているわけではないので、それは提出しませんでした。
確か独身証明書だけは、入会契約日までに間に合わなかったのですが、それ以外はすべて揃えて持っていくことができました。
3. 入会契約
プロフィール作成とプロフィール写真の撮影も同時に進んでいたのですが、それについては次回第5話にてお話ししようと思います。
さて、入会面談で契約書を見ずに入会を決めてしまい、プロフィール写真の撮影が終わってから契約書の説明を受けることになったのですが、契約書は基本的にIBJの雛形みたいなものなので、特に問題はなかったです。
書面は、以下の3種類ありました。
- 結婚相手紹介サービス 概要書面(重要事項説明書)
- 結婚相手紹介サービス入会申込契約書
- 会員規約(入会申込契約書別紙)
ここでは詳細は控えますが、初めて結婚相談所で婚活しようと思ったときに、ちょっと「えっ」と思うかもしれないことに以下があります。
- 交際期間は原則3か月(最大で6か月以内)
- 婚前交渉の禁止
IBJでは、交際から「成婚」まで進んで「退会」となりますが、「成婚」の定義は、一言で言うと「婚約」ということになります。一般的には、(通常)男性が女性にプロポーズして、その受諾をもって成婚となります。
ただし、この「婚約」以外にも「成婚」とみなす場合が定められています。
結婚、婚約又はそれらと同等の成果(「結婚の口約束」「宿泊」「宿泊を伴う旅行」「婚前交渉」「同棲」「交際期間を延長し通算6ヶ月を経過した場合(交際期間は原則3ヶ月)」など)は「成婚」とみなします。
つまり、婚前交渉またはその可能性があるような行為を行うと「成婚」とみなされ、「成婚料」が発生するということで、そのため成婚退会するまでは「婚前交渉禁止」とされています。
これには賛否両論ありますが、このルールがあるおかげで、いわゆるヤリモクのようなことは防がれ、みなが安心して婚活できる場が形成されているということになります。
また、「退会後、過去に相談所を通じてお見合いした方と結婚した場合」も「成婚」とみなすことになっています。
さて、もう一つの交際期間原則3か月(最大6か月)についてですが、最初は「そんな短期間に決められへん」と思っていましたが、それは一般的な恋愛の場合の感覚であって、結婚相談所での婚活では、結婚したい者同士が、毎週のようにデートしながら交際を進めていくので、それだけあれば十分だということでそうなっています。
逆に、その制約があるおかげで、男女とも早く決断をすることができ、無駄に年を重ねる必要がなくなります。とは言うものの、それは後から思ったことで、入会した当初は、まだ「えー、3か月で決められるかな?」と思っていました。
契約に関しては、「違約金」にも要注意です。お見合いは、原則キャンセルすることはできず、やむを得ずキャンセルする場合は違約金が発生するというものです。また、交際成立後、一度も会わずに交際を終了させる場合も同様に違約金が発生します。
気軽にキャンセルされたり、交際が成立したのに一度も会ってくれなかったりでは、安心して婚活できないので、妥当なルールだなと思いました。
契約は契約で真面目に説明を聞きましたが、とにかく、早く婚活を始めたい気持ちが強かったので、心ここにあらずだったかもしれません。
(続く)
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