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幸せな結婚3つの条件〜結婚する資格〜

代表のひでさん(小林秀行)です。

いつも不思議で仕方がないことがあります。それは、結婚するときは、誰もが幸せそうに結婚するのに、ほんの数年で、言葉の限りを尽くして悪口を言い合っている「不幸な夫婦」がとても多いことです。

そうした悪口を聞くたびに、そういう夫婦は「結婚する準備が整っていなかった」のではないかと思うのです。

今回は「結婚する資格」について考えてみます。

目次

1. 結婚するために必要な条件

結婚するために社会的に必要な条件は、ハイスペであることでも美男美女であることでもなく、男女とも18歳以上であること、それだけです。

以前は女性は16歳以上でしたが、2022年4月1日から民法の成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるのに合わせて、婚姻開始年齢も、男女とも18歳以上になるよう法律が改正されました。

(民法731条)
改正前「男は、18歳に、女は、16歳にならなければ、婚姻をすることができない」
改正後「婚姻は、18歳にならなければ、することができない」

結婚するのに必要なのは、18歳以上であること、ただそれだけです。

18歳以上であれば、誰でも結婚できます。

チビ、デブ、ハゲ、関係ありません。

自分に自信がなくても、アラフォーでもアラフィフでも、関係ありません。

結婚する意志と行動に、ちょっとした運があれば、誰でも結婚できるのです。

そして、その「ちょっとした運」もあなたの「意志と行動」から始まるのです。

ただし、「幸せな結婚」をしたければ、さらに考えるべきことがあります。

2. 「幸せな結婚」3つの条件

(1) 不幸な結婚をしないために

前述のとおり、結婚は誰でもできますが、「不幸な夫婦」をなくすにはどうしたら良いでしょうか。「不幸な夫婦」の最たる例は離婚ですが、「離婚理由に学ぶ夫婦の課題」でまとめた主な離婚理由は以下のとおりです。

<夫・妻共通の離婚理由トップ5>

・性格の不一致
・金銭問題
・モラハラ、DV
・異性関係、性的不一致
・家族親族関係

また、上記の離婚理由も参考にまとめたのが、以下の「夫婦の価値観の違い10選」です。

<夫婦の価値観の違い10選>

(1) 人生観・結婚観
(2) 愛情
(3) 性格
(4) 金銭感覚
(5) 家事・育児意識
(6) 育児・教育方針
(7) 食事
(8) 衛生観念
(9) 生活習慣(ライフスタイル)
(10) 家族親族関係

どんなに幸せ夫婦だったとしても、「夫婦の価値観」がまったく同じということはありません。違う人間である以上、それぞれ異なった価値観があるのは当然です。問題は、その価値観の相違が、お互いに受け入れられるものかそうでないかです。

いろいろな人がいるので、誰にでも当てはまる法則はありませんが、それでもほとんんどの人には当てはまるだろうと思えるものはあります。「モラハラ・DV」は論外ですし、「家事・育児意識」も特に女性からの不満が多い項目の一つです。

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(2) 「幸せな結婚」をする資格

もし、結婚が「免許制」だったらどうなるでしょうか。

人を不幸にする可能性がある人は、結婚できないとしたら?

幸せな結婚をするために、少なくとも不幸な結婚をしないために、最低限必要な条件について3つ考えてみました。この3つは必要条件であって十分条件ではありませんが、3つが揃っていればそれなりに幸せに過ごせるのではと思います。

「幸せな結婚」3つの条件

条件1:愛情と思いやり

条件2:感謝

条件3:相手の強みに注目する(悪口を言わない)

①条件1:愛情と思いやり

まずは「愛情」があることです。結婚するときは、「そんなのあるに決まっている」と思うかもしれませんが、本当の愛は、2〜3年でなくなるようなことはありません。愛は、恋愛と違い、意志を伴うものです。感情的に好きじゃなくなったから相手のことを疎かにする、ということはあってはいけないのです。

本物の愛は、「〇〇してくれるから好き」「〇〇だから尊敬できる」というような「条件付きの愛」ではなく、「無条件の愛」であす。夫婦となるからには、お互いにとってどんなときも心の拠り所となれるような「心の安全基地」でありたいものです。

愛には、思いやりも含まれます。自分ありきではなく、相手の立場に立って、相手がどう感じているかを常に察することが必要です。例えば、女性が生理でしんどいとき、男性はそれを理解して優しくしてあげられるでしょうか。女性は、メンタルが安定せずに心ないことを発言してしまったら、男性がどう感じるかを相手の立場で考えられるでしょうか。

また、「パイの取り合い」のように家事育児を押しつけ合うのは、愛も思いやりも感じられません。「家事できません」は「家事やりません」と同じことであり、それは「愛情もありません」と同じことを意味します。

既婚者の方のお悩み相談を受けることも多いのですが、男性が家事育児をしないということで悩んでいる女性は大変多いです。それで危機感を感じて、男性には家事育児を積極的にするよう勧めています。

愛には、愛する力愛される力の両方があります。相思相愛で、愛し愛され、幸せな夫婦になっていただきたいです。

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②条件2:感謝

独身時代は、結婚さえできればいいと思ったこともあったと思います。そう思うと、相手がいてくれるだけでも感謝したくならないでしょうか。「健康でいてさえくれればいい」「無条件の愛」にも通じます。

相手が、いつもしてくれていることは「当たり前」のことではありません。ささいなことでも、相手に感謝し、その都度、感謝の気持ちを伝えるようにすると、相手も満たされた気持ちになれます。

逆に、相手が何をやっても当たり前という態度だと、腹立たしくなってきます。常に感謝を忘れず、相手にちゃんと伝えるようにすると、良い夫婦関係を保てます。

③条件3:相手の強みに注目する(悪口を言わない)

「喧嘩するほど仲が良い」とは言いますが、裏で悪口を言い合っている夫婦は、仲が良いとはとても思えません。「悪口を言うと不幸になる7つの理由」で書いたとおり、悪口は「百害あって一利なし」です。

幸せな結婚生活を送りたければ、相手の嫌なところに注目して、その感情を自ら増幅させるように悪口をばらまいている場合ではありません。

「減点主義」から「加点主義」へ、「ギャップ・アプローチ」から「ポジティブ・アプローチ」へ視点を変えて、相手の弱み(短所や欠点)ではなく、相手の強み(長所)に注目するようにすると、それまでとはまったく異なった世界が見えてきます。

「ギャップ・アプローチ」とは、あるべき基準に足りない、不足している点に注目する考え方で、「ポジティブ・アプローチ」とは、「ないもの」ではなく「あるもの」や「強み」に注目する考え方です。世界観が180度異なるので、急に変えるのは難しいかもしれませんが、ポジティブ・アプローチに変わることができれば、夫婦関係が良好になることは間違いありません。

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以上3つは、結婚相手を選ぶ際の基準にするというより、自分が当てはまるかどうかの参考にしてみてください。結婚できなくても他の人の迷惑にはなりませんが、結婚して相手の幸せを奪う権利はありません。

そもそも、結婚は「相手に幸せにしてもらう」ためにするのではなく、「幸せにしたい相手」とするものです。与えてもらうことありきではなく、まずは与えるということです。

「結婚は免許制」ぐらいのつもりで、この3つが「結婚する資格」だと思って意識していれば、少なくとも相手を不幸せにすることはないでしょう。私自身、日々「笑顔と感謝と思いやり」を胸に結婚生活を送っています。少しでも多くの人が、幸せな結婚生活を送れるよう祈っています。

具体的に相談したい方は

オンネアマリッジスクールは、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する結婚相談所です。IBJの持つ8万人弱の会員データベースから検索・紹介が可能であり、データマッチング型の強みも持ちつつ、会員一人一人の活動をマリッジコーチがサポートします。

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今日も幸せな1日を!

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