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結婚できない人の特徴3選

代表のひでさん(小林秀行)です。

先日のブログ「幸せな結婚3つの条件〜結婚する資格〜」で、幸せそうに結婚した夫婦が、なぜ数年でお互いに悪口を言い合うような関係になってしまうのかについて考察しました。

「幸せな結婚をする3つの条件」は、そのまま「なぜ結婚できないのか」につながります。仮に結婚はできたとしても「幸せな結婚」にならない可能性があります。

そうならないように、今回は「結婚できない人の特徴」について解説します。

目次

1. 我が強い(愛情と思いやりがない)

「我が強い」とは、こだわりが強く、そのこだわりを変えようとしないことを意味します。

ドラマ「結婚できない男」をご存知の方は、阿部寛演じる桑野を思い出してみてください。ドラマでは、桑野のこだわりが強く、偏屈ぶりがいかんなく発揮されていましたが、私も人のことは笑えず、妙に共感しながら見ていたのを思い出します。

さて、「我が強い」には、いろいろなパターンが考えられます。

(1) 自信家、自惚れタイプ

自分に自信があり、自分は常に正しいと思っています。間違えているのは常に相手なので、自分を変えようとは思わないし、相手に合わせる気もありません。

相手を尊重せず、相手への思いやりに欠けます。

聞く耳を持たず、話し合いにも応じません。

最たる例がモラハラです。

自信が、条件付きの自己肯定感(良い大学に入った、良い企業に入社した等)による場合、その条件が崩れると脆い部分があります。そうすると、以下のタイプが当てはまってきます。

(2) 無条件の自己肯定感が低い、劣等感タイプ

自分に自信がなく、良いところも悪いところもありのままの自分を受け入れている「無条件の自己肯定感」が低い状態です。

劣等感が強く、心の奥底で「どうせ私なんか」と思ってしまっています。

一方で、その劣等感を覆い隠すため、プライドが高い傾向があります。

ガラスのプライドとも言えますが、こだわりやプライドに関わることを批判されたり、間違いを指摘されたりすると、すぐに切れやすいです。そうなると、冷静な話し合いをすることは期待できません。

「無条件の自己肯定感」が低いのを「条件付きの自己肯定感」で補おうと、他者との比較で考える傾向があり、自分軸がありません。相手との力関係で物事を考え、ゼロサム思考(勝つか負けるか)で考えてしまうため、テイカー気質になりがちです。

相手に対して合わせたり変えたりすることは、負けであり、自分の劣等感を刺激するので、過剰に反応することがあります。

自分に余裕がなく、相手に対する愛情や思いやりに欠けています。

以上の2つのパターンは極論ですが、これでは、「無条件の愛」で接し、相手の「心の安全基地」になることは絶対にできません。相手も安心して、あなたと一緒にいることができなくなってしまうのです。

いずれのパターンも「愛情と思いやり」があれば、乗り越えられることは多いですが、こうした「我が強い」タイプは、往々にして「愛情と思いやり」にも欠けることがあります。

「結婚できない男」の桑野は、スーパー偏屈かつコミュ障でありながら、意外と「愛情と思いやり」のあるところがあり、どこか憎めないところがありました。

相手に対する「愛情と思いやり」をもって、テイカーではなく「与える精神」を持ち、変われるところは変わろうとする姿勢がないと、結婚という共同生活は営めません。

そうしないと、なんとかして婚活をくぐり抜けたとしても、大変な生活が待っていることになってしまいます。

誰しもこだわりはありますが、相手との関係性を壊すようなものであってはいけないと思います。その前提として、メンタルを安定させ、相手を思いやることができるように、自己効力感セルフコンパッション(自分への思いやり)、無条件の自己肯定感を高めることも重要です。

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2. 感謝しない

結婚という共同生活をするうえで、相手に感謝する気持ちを持つことは重要です。

例えば、

・仕事で一生懸命働いて家計にお金を入れても当たり前

・掃除をしても当たり前

・料理をしても当たり前

一事が万事その調子で、何をしても当たり前で、感謝されなかったら悲しくならないでしょうか。感謝されるためにやっていなかったとしても、辛いものがあると思います。

にもかかわらず、普段の生活で意外とやってしまっている人は多いです。

例えば、婚活のお見合いであれば、

・面接官のつもりで、最初から最後まで相手を品定め。

・期待していたような人でなかったら、時間の無駄になったと、あからさまに失望を表したり、不機嫌になったり。

相手も、あなたと同じように真剣に婚活していて、本気で人生のパートナーを探しています。そして、あなたと同じように、貴重な時間を割いて来てくれたのです。

こうは思えないでしょうか。

・お見合いを申し込んでくれて/受けてくれてありがとう

・お見合いのために時間を割いて来てくれてありがとう

お見合いの時点で、あなたに会いに来てくれるのは「当たり前」だと思っているとしたら、結婚後も相手がしてくれるいろいろなことが「当たり前」になってしまいそうです。当然、感謝の気持ちを伝えることもありません。

結婚生活を円滑に進めるうえで、相手に感謝する気持ちを持ち、それを都度きちんと「伝える」ことが重要です。その習慣があれば、相手は満たされた気持ちになれ、その結果、あなたも幸せになれます。

3. 相手の弱みに注目する(悪口を言う)


人は、自分の良いところに注目してもらえると嬉しいですし、自分の良いニュースに反応してもらえると喜びを感じます。

逆に、自分の弱いところに注目し、そればかり指摘されると、間違えてはいないかもしれませんが、いい気はしません。そして、そんな関係を長く続けたいとも思えなくなってしまいます。

端的な例が「減点主義」です。何かあるたびにマイナス評価をされると辛いのは、想像に難くないと思います。減点主義より「加点主義」が良いというのは、学校でも職場でも、あちこちで言われていることですが、なかなか難しいようです。難しい分、加点主義で接してもらえると、気分が良いですし、萎縮せず、挑戦してみよう、やってみようという気になれます。

減点主義だと、相手の「評価」が気になり、そこには心理的安全性はなくなります。「無条件の愛」や「心の安全基地」からはほど遠い世界になってしまいます。

減点主義かどうかを判断するわかりやすい方法の一つとして、悪口があります。悪口とは、人の欠点や短所に目を向けたものに他なりません。人間誰しも、たまに悪口を言うということはあると思いますが、常に不平不満、悪口を言っている人もいます。そういう人は、モノの見方、考え方が、減点主義に染まってしまっているかもしれません。

心理学では「ギャップ・アプローチ」という考え方があります。ある基準から足りない部分に注目し、その差分(ギャップ)をどう埋めるかを考える思考法ですが、言い方を変えると、常に「ないもの」に注目する考え方です。

「この人は、あれをしてくれない、これをしてくれない」「ここが嫌い、あそこが嫌い」⋯⋯これらは減点主義であり、ギャップ・アプローチの考え方です。

そうではなく、「あんなこともこんなことも、してくれた」「この人のこういうところが好き」を増やせると、加点主義であり、ポジティブ・アプローチ「あるもの」に注目する考え方)になります。そういう考え方で接したほうが、相手が居心地が良いのは言うまでもありません。

悪口を言うことの他の問題として、自分には責任はない、悪いのは周りだという「他責思考」があります。他責思考で結婚するのは至難の業です。仮に結婚できたとしても、夫婦関係で苦労することは目に見えています。

お見合いや交際中に、仕事の愚痴ばかりだったり、別れた元カノ、元カレの悪口ばかりだったりだと、交際が成立しにくいのは、そんな話を聞いて楽しい人はいないですし、将来、その矛先が自分に向かってくるかもしれないと予見できてしまうからです。

悪口を言うと不幸になる7つの理由」で書いたとおり、悪口は「百害あって一利なし」です。

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